日本代表として東南アジア青年の船に参加すべき4つの理由
こんにちは、しょうちゃんです!
初めてブログを訪れてくれた方はまずこちらから!
内閣府の行っている国際交流事業の一つに
『東南アジア青年の船』という事業があります。
自分は2016年にこの事業に参加しました。
是非たくさんの人にこの事業に参加してほしいと思い
この事業の大きな魅力を4つ紹介したいと思います。
東南アジア青年の船とは?
そもそも「東南アジア青年の船」という言葉を聞くのが初めてという人もいると思うので、どのようなものなのか説明したいと思います。
「東南アジア青年の船」事業は、昭和49年1月のインドネシア共和国、マレーシア、フィリピン共和国、シンガポール共和国及びタイ王国の各国と日本国との共同声明に基づいて始められた事業であり、これら東南アジア各国(これに、昭和60年度からはブルネイ・ダルサラーム国が、平成8年度からはベトナム社会主義共和国が、平成10年度からはラオス人民民主共和国及びミャンマー連邦共和国が、平成12年度からはカンボジア王国がそれぞれ参加)の積極的な参加と協力の下に、日本国政府(内閣府青年国際交流担当室)が実施しています。
この事業は、日本と東南アジア10か国の青年が、「東南アジア青年の船」に乗船し生活を共にする中で、各国事情の紹介や討論を行うとともに、船内及び訪問国において各種交流活動を行うことにより、相互の友好と理解を促進し、あわせて日本の青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神のかん養と国際協力における実践力の向上を図り、もって国際化の進展する社会の各分野で指導性を発揮することができる青年を育成するとともに、青年による青少年健全育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的として実施しています。*1
要約すると、
11カ国の青年約330名とにっぽん丸という船に乗船し、船内で交流を深めながら、各国を訪問するというものです!!
詳しい活動内容に関してはこちらの内閣府のページをご覧になってください!
参加国
参加国はこの事業の名前の通り、日本とASEANの国々が参加国となっています。
各国の参加人数が約30名なので計330名程が参加人数となっています。
参加国一覧
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日本
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ベトナム
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タイ
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カンボジア
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シンガポール
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インドネシア
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ブルネイ・ダルサラーム
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ラオス
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マレーシア
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ミャンマー
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フィリピン
この計11カ国がこの事業の参加国になります。
4つの理由
東南アジアに興味を持っている人にとっては魅力的な事業ですが、そうではない人はこの事業の名前を見ても感心を持たない人が多々いると思います。
そこで、どんな人でも参加したくなるであろう4つの理由をお伝えしていこうと思います。
日本代表として活動できる!
東南アジア青年の船は、各国から選ばれた青年が参加します。
日本参加青年も都道府県選考から始まり幾つかの選考を超えて内閣府から選ばれて活動するので、日本代表として活動することになります。
つまり日の丸を背負うのです!!
自分たちの行動が日本代表としての行動になるため、国際儀礼などを事前に学習します。
各国で行われるレセプションや表敬訪問などでは国際交流というよりも、外交に近い要素の方が大きいので、普通では体験することのできない経験をすることができます。
内閣府からスーツやネクタイなども支給され、日本代表ということを意識させられます。
プレッシャーも大きいですが日本代表という経験は今後の人生に大きな影響を与えること間違いなし!!
豪華客船で52日間のクルーズを経験できる!
この事業の名前にもあるように私たちの活動を支える家となる船があります。
その船こそが豪華客船のにっぽん丸なんです!!
日本や東南アジアの国を訪問していない大半の時間をこの船の中で生活をします。
にっぽん丸で国内クルーズをしようと思ったら、2泊3日で最低でも10万円はします笑
そんな豪華客船で1ヶ月以上も生活できるなんて贅沢中の贅沢です!
船内の様子についてはこちらをごらんください!
毎日三食ブュッフェスタイルだし、大浴場もあるし、バーまであります!
そんな恵まれた環境で国際交流できるのもこの事業の魅力の1つだと思います。
ASEANの青年達と家族のようなつながりを持てる!
これこそがメインなのですが、この事業を通じて本当に家族のようなつながりを持つことができます。
船の中は言ってしまえば逃げ場のない特別な環境です。
360度見渡す限り水平線。
そんな船では必然的に他国の青年と交流し、助けあわなければ生きていくことはできません。
留学や語学学校に行く人の中には現地で知り合った日本人と交流してばっかで、勿体無い経験をしてる人もいますが、この事業ではあまりそのようなことは起きません。
なぜなら、船内の活動のベースとしてディスカッションの時間があるのですが、どの国も同じ人数配置されているので、すべての国の青年と議論することができます。
また、生活母体となるグループも同様となっており、日本人がマジョリティーを占める機会があまりないです。
なので彼らとの交流は日常となります。
もちろん、意見が衝突したりカルチャーショックを受けることもたくさんありますが、それらを乗り越えていくことで、家族のような絆を作ることができます。
また寝室となる客室は実は3人部屋で、他国の青年と一緒に寝ることになります。
私の場合はブルネイ(真ん中)と、シンガポールの青年(右側)がキャビンメイトでした。
客室の中では夜中にお互いの生い立ちやこの事業に参加した理由、将来の夢や恋バナなど、本当にたくさんのことを話し合いました。
こうして毎日、濃い時間を共にすることで将来にわたって関わっていける関係を構築することができます。
5カ国でホームステイすることができる!
海外旅行に行ったことのある人はいると思いますが、ホームスティしたことがある人はあんまりいないと思います。
留学経験があって、その時にホームスティしたもんね〜ってドヤ顔している人も中にはいると思いますが、、、
この事業では5カ国にホームスティするんです!!!
5カ国にホームスティした経験のある人は滅多にいないはずです。
いたらドヤ顔で教えてください。笑
昨年のこの事業では、
日本、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシアでホームスティしました。
日本?!って思った方もいると思うのですが、基本ホームスティは1人ではせず、他の国の青年と一緒にホームスティします。
これもこの事業だからこそできる経験だと思います。
ちなみに私は栃木でホームスティをミャンマーとラオスの青年としました。
ホストファミリーに日光東照宮に連れて行ってもらいました。
日本でホームスティできるのもこの事業ならではだと思います。
日本の文化を伝える良い機会になり自分も新たな日本の良さを再発見できます。
まとめ
いかがだったでしょうか??
東南アジア青年の船に魅力を感じてもらえれば幸いです。
冒頭にも記載しましたが、今年度の追加募集が始まっております。
どんな人が参加しているのか?期間や費用ってどれくらいなんだろうといった不安も出てくると思いますが、私たち参加青年が運営するFacebookページに疑問を解消できる記事を投稿しているので目を通してみてください!
Facebookページhttps://www.facebook.com/sseaypjapan/?hc_ref=NEWSFEED
*1:内閣府HPより