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「ハック思考」から成果の最大化を学ぶ

こんにちは!しょうちゃんです!

はじめましての方はこちらから↓

www.shotyansvarious.work

 

今回紹介する本はこちら!

 

 

成果の転換効率の最大化

まずこの本でいうハックとは

“同じインプットから大きな成果を得られるように転換効率を劇的に高めること“

と定義されています。

つまりこの世界のルールともいえる

時間×お金成果

という定理が存在する中で

の転換効率をどう劇的に上げていくかを記した本になります。

 

そのプロセスは複雑ではなく

①人と違う規則性や法則を見つけて、

②その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

といった2ステップで実行が出来るとのことです。

 

日本にはすでに3つの直面している問題点があり、

それを解決していくためにハックは誰にでも必要なものになっていきます。

そんなハック思考を身に着けるために

視点、方法、勇気の3つの引き出し方を整理していく流れで進んでいきます。

この引き出し方を学んでいくうえで観を鍛えるということが重要になっていきます。

様々な出来事と自分の間に観を置き、モノゴトの見方や考え方、

言わば自分自身の哲学のようなものをいつも鍛えているという感覚を常に持つことです。

 

仕事がルーティーン化してくるとモチベーションを保つことが難しくなっていく中で、

常にスキマを探して新しい挑戦を行っていくことは重要になってくると思いました。

そして常に自分の土俵が本当に正しいのかを考えることで成果の転換効率を上げていけます。

コロナの影響で働き方が大きく変わっているタイミングだからこそ取り組みやすく、

自分の成長を次の段階に進めてくれるそんな本でした。

 

日本が直面する3つの問題

まずなぜハックが必要なのかというと日本は今、前代未聞の不確実な未来に突入しようとしていると述べており、大きく3つの問題を挙げています。

①全員VUCA時代に突入

Volatility(変動性、不安定さ)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの頭文字をとった言葉です。

アマゾンを例に、すでに世界中で今まで想定もしていなかった相手と競争している状況にまきこまれており、その競争相手はこれまでのルールを書き換えていく時代にすでになっています。

つまり誰もが予測不能で不確実性の時代に突入していると言えます。

 

②強制的にガラガラポン

人生100年時代と言われる時代になっており、労働寿命が延びている中で企業寿命は30年から半分になると予測されています。

つまり誰もが職を3~4回変えることになり、過去の強みや成功体験を活かせない0リセットもあり得ない話ではないことになっています。

 

③人口減少×働き方改革

日本はご存知の通り少子高齢化が加速しており急速に労働人口が減少します。

人が減って一人当たりの労働時間の制約がより厳格になっていく中で企業は投じることができる時間送料が減っていくことは明確です。

なので労働力確保のためのコストは確実に上げっていってしまいます。

 

こういった3つの大きな課題を解決していくためにはハックしていくことが必須といっても過言ではないことは明確です。

 

 

視点の引き出し方

ハック思考を身に着けるための1つ目である視点の引き出しですが

それは偉人がすでに教えてくれています。

それが、

“世界を違った角度から見つめ、他人が気づいていない規則性や法則に気づく”です。

今の当たり前の世界を疑い始めることで、自分自身の持っている世界観を疑うことになります。そして自分の世界観を疑うことで、新しい規則性や法則を発見し、それが広がっていくことが世界の世界観を変えていくことにつながっていきます。

ではどの角度からモノゴトをみればいいのかと考えるときに3つの視点を意識することが大事になります。

 

鳥の目:高い視点、広い視点、全体感

虫の目:深い視点、狭い視点、詳細把握

魚の目:流れを読む。客観、相対性、対局観

の3つの見方があることを意識するだけで視点に幅が広がります。

 

方法の引き出し方

ハックを仕掛けるのは構造に対しての為、この”方法”がもっとも重要です。

なのでその構造、メカニズムをどれだけ理解しているかによって取れる対策の幅が大きく変わってきます。

「言葉、身体性、お金と時間」等に細分化して引き出しの選択肢を紹介していきます。

 

言葉の構造

言語はその文化の人がどのように世界を見ているのか?という世界観を表しているため、その言葉をハックできれば世界観を変えてしまうこともできます。

誰もが共感できる、普遍的・根源的な欲求をくすぐる問いを設定できるかが重要になります。

 

身体性の構造

筆者曰く、われわれは、雰囲気で理解を開始し、コピーで理解を完了する

まずはファーストビューでどんなことが想起できるかを意識し視覚の印象だけで伝えることを意識します。

そのうえでコピーライティングのポイントを3つ意識することが重要になります。

1つ目は数字で、アイキャッチにもなるため、数字でメリットを伝えることが効果的です。

2つ目はタイミングで、今がそのタイミングであると理解してもらう必要があります。

3つ目は比較と比喩で、「1ランク上の」など人の心理をくすぐるような引かう表現が有効です。

 

お金と時間の構造

皆が忙しい現代において、時間はお金より希少になってきており、消費者の時間の使い方における心理を洞察することが大事です。

1等地にお店を構える戦略などは人の抑えている流通チャネルの争奪戦であるといえ、自分達のビジネスにとって何が一等地なのかを考えることと、その奪取方法を考えることが重要なパートとなります。

勇気の引き出し方

「世界はあるべき方向に落下している」

世界は本来あるべき方向に向かってすごい勢いで落下しているとイメージを持っており、既得権益を持った人たちによる抵抗勢力によって邪魔を受けているが世界が落ちていくスピードのが圧倒的にはやい為、どうせ落下していくなら先にその落下地点に向かった方が絶対いいという感覚を持つことが重要です。

一番気をつけなきゃいけないのは自分でも気づかないうちに自分自身が抵抗勢力になってしまわないことです。

やらない理由を並べて抵抗するより、どうせ落下するな先回りしようと意識することで行動に勇気が持てます。

また普段の働き方でも給料は総額じゃなくて時給で計算して意識したほうが良いとも述べています。残業して給料が高いのは1時間当たりの価値が低いことになるので、自分の時間の使い方に量だけでなく質が意識され始めます。

また勇気を出す際に意思決定がつきまわりますが、

完璧な意思決定を出来る人はいないと前提を理解し、そのうえでその決定が前に進んでいれば間違っていないと思うことで意思決定に勇気で立ち向かうことが可能になります。

 

まとめ

この3つの引き出しを意識して取り組むことで成果への転換率を上げていくことが出来るのではないでしょうか。

 

実践ポイント

 

①意思決定の先を描き、勇気に変える

自分はクロージングが弱く、最後の意思決定が苦手なのですがクロージングのその先がどんな結果になろうと前に進めていればいいんだと思うことで、その確信を勇気に変えることを意識していこうと思います。

 

②物語の上段から原因までを深掘っていく流れを意識する

モノゴトの視点を意識し、大きなところから描いていき原因まで深掘っていくことでクライアントの理解度を上げていき納得感を感じさせるようになりたいと思います。

 

③自分の時間の価値を高める

残業することに抵抗感が無かった為、結構遅くまで仕事をしていることが多いのですがそれを全て正当化せず、1時間当たりの価値をいかに高めていくかを意識することで働き方をハックしていきたいと思います。